こんにちは、今回も「嫌われる勇気」前編の続きを書いていこうと思います!
みなさん、前編の記事は読んでいただけましたか?
もちろん読んでいただいても読んでいないよ、という人もどちらの人にも為になるような記事を心がけてます!
記事の中の1文だけでも心に響いてくれれば記事を書くうえでも本望でもありますので、よろしくお願いします👍
今回は、重要ポイントを分けて説明をしていきます!!
重要ポイント① 共同体感覚を極めよう!
これは、前編の重要ポイント③「共同体感覚」とほぼイコールの話しだと思っていただければOKです。
結論から言うと、共同体感覚こそが勇気の源である、ということです。
著者はこう記述しています。長文で抜粋してますが、じっくりと心に刻み付けてください。。。
「人は、自分には価値があると思えたときにだけ、勇気を持てる」。つまり、人は「私は共同体にとって有益なのだ」と思えたときにこそ、自らの価値を実感できる。
共同体、つまり他者に働きかけ、「私は誰かの役に立っている」と思えること。他者から「良い」と評価されるのではなく、自らの主観によって「私は他者に貢献できている」と思えること。そこで初めて、我々は自らの価値を実感することができるのです。
これです。これこそが「勇気」あるいは共同体感覚の真髄を示す文章となります。
勇気を持つためには、相手がどんな反応をしてこようが全く関係なく、自分から働きかけ行動するべきであると説いています。
これを達成するために、具体的に3つの要素に分解できるので紹介していきますね。
重要ポイント②自己受容
ポイント①の勇気(共同体感覚)を得るための第1歩は「自己受容」です。
これは、できる自分もできない自分も全てをありのままに受け入れる、ということです。
自分に能力がない・下手くそ・ダメダメ人間、といった自己評価を様々な体験から思い込んでしまうこともあるかと思います。
しかし、その「できない自分」をありのままに受け入れ、できるようになるべく、前に進んでいく。その前向きな姿勢が自己受容において非常に重要です。
ここで重要な視点が1つあり、「変えられるもの」と「変えられないもの」を見極める、ことです。
私たちは、自分に「何が与えられているか」について、変えることはできません。しかし、「与えられたものをどう使うか」については、自分の力によって変えていくことができます。
だったら、「変えられないもの」に注目するのではなく、「変えられるもの」に注目するしかないでしょう。
「自分」という体の入れ物は変えられませんし、「過去」もタイムスリップができない限り変えられません。だったら、どうすか?
「変えられるもの」=未来を変えていくしかないですよね?
今の自分の思考/視点/環境/言動などを見つめ直し、いかに良き方向へ変えていけるかを考え実行することが大切です。
重要ポイント③ 他者信頼
「他者信頼」とは、他者を信じるにあたって一切の条件を付けないことです。
言いかえると、無条件の信頼とは、対人関係を良くするために横の関係を築いていくための「手段」です。
相手が裏切るか裏切らないのかを決めるのは、あなたではありません。それは他者の課題です。あなたはただ、「私がどうするか」だけを考えればいいのです。
自己受容も他者信頼もできれば、他者を仲間だとみなすことにつながります。仲間だからこそ信頼することもできます。
私は、これを「他者信頼」を実践することは非常に難しいと読んでいて思いましたが、これを実践することができると「共同体感覚」への道が大きく近づくと思っています。
ちなみに私は完璧に実践できていません💦 今は努力している最中となります。
重要ポイント④ 他者貢献
そして、他者貢献も大切です。
この他者貢献とは、「私」を捨てて誰かに尽くすことではなく、寧ろ「私」の価値を実感するためにこそ、なされるものなのです。
最もわかりやすいのは仕事です。
他者が私に何をしてくれるかではなく、私が他者に何をできるかを考え、実践していくのです。
また、アドラーは人間の最大な不幸は「自分を好きになれないこと」だと話しています。他者貢献は、この不幸の解決方法でもあります。
他者貢献するときの我々は、たとえ目に見える貢献でなくても、「わたしは誰かの役に立っている」と「感じる」主観的な感覚を、すなわち「貢献感」を持つことで自分に価値を持つ事を実感できます。
すなわち、「幸福とは貢献感である」ということです。
重要ポイント⑤ 今、ここ を真剣に生きる
最後のポイントとして、「今、ここ」を真剣に生きることが有ります。
皆さんは、過去の失敗を悔やみ挫折感や失望感を感じたことはありますか?もしくは、未来への不安・恐怖で足がすくんだ経験はありますか?
この本では、人生とは連続する刹那と定義しています。そして、人生における最大の嘘は「今、ここを真剣に生きないこと」と言い切っています。
だから、「今、ここを」真剣に生きていれば過去も未来も見えずに、人生を丁寧且つ大切に生きていることとなります。
自らの人生は、自らの意思で変えていけるものです。
直線のように見える過去は、あなたが「変えない」という不断の決心を繰り返してきた結果、直線に見えているだけです。
今を丁寧に生きる、と考えを改めることで、ここから先の人生は、全くの白紙であり、自分で物語を描き出すことができるのです。
まとめ:「嫌われる勇気」における生き方
人が自由を選ぼうとしたとき道に迷うことは当然あります。アドラー心理学では自由なる人生の大きな指針として「導きの星」というものを掲げます。
導きの星とは他者貢献の事を指しています。
あなたがどんな刹那を送っていようと、たとえあなたを嫌う人がいようと、「他者に貢献するのだ」という導きの星さえ見失わなければ、迷うことはないし、何をしてもいい。
嫌われる人には嫌われ、自由に生きて構わない。
そして、刹那としての「今、ここ」を真剣に踊り、真剣に生きましょう。
過去も見ないし未来も見ない。完結した刹那をダンスするように生きるのです。誰かと競争する必要も無く、目的地もいりません。踊っていればどこかにたどり着くからです。
本の解説ばかりの内容となりましたが、ここまで読んでみていかがでしょうか?
何か、皆さんの心に刺さった言葉などはありましたか?上記内容を実行することは簡単ではありません。ただ、長い人生を生きる中で、皆さんの助けになる言葉もあるかと思います。
ぜひ、人生に疲れた/自分に自信が無くなった時は読み返してみてくださいね!!
お役に立てることを願っています!
では、さようなら
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