今回は、入社1年目の教科書を紹介します。
この本は、私が親からプレゼントされ読み始めました。
実際に、新入社員として経験する中で為になるような話が多く含まれていました。それを皆さんにも是非紹介したいと思いました。
その上で、入社1年目(実際には2年目)を生きる中で共感できたポイントを抽出して紹介します。
実際の経験に基づいてポイントを紹介するので、読んでくれた人の役に少しでも立てたなら嬉しいです。
何があっても遅刻するな
これは社会人として当たり前と言えば当たり前のことです。でも、非常に大切なことだと私も考えています。
社会人として当たり前の事を当たり前に繰り返せる。これは「信用の証」ともいえると思います。
周りの先輩や上司から、基本的なことができる奴なのか?時間を守れる奴なのか?といったイメージは非常に重要です。
ただの一度も遅刻をすれば、イメージは崩壊し安心して仕事を任されることも無くなります。
つまり、一度の遅刻によりチャンスを得る機会を失いキャリアに悪影響を受けることになるのです。
メールは24時間以内に返せ
自分の周りにいる同僚(仕事ができる・できないは人それぞれですが、、、💦)は、たいていメールが来たらその場で返すようにしています。
返信の対応が早いだけで、「仕事ができる」という評価を得ることができます。これはビジネスマンとして信頼を得る上で大切なことだと考えられます。
私の同僚も相手先からの返信が素早く返信された時に、「この人は優秀な人物だな」と言っているのを聞いたことが有ります。
私は、メールが来るたびに即座に返信すると集中力が切れるのでキリの良いタイミングで返信するように心がけています。ただ、メールが来てから24時間を超えて返信はしないようにしています。
更に、重要なこととしてメール文章の内容にも気を付けるべきです。
件名と冒頭で相手に何を依頼したいのかを簡潔にまとめなければいけないです。具体的な経緯等はそのあとに記述すれば問題ありません。
そうすることで、相手に時間を取らせないことと同義となり、相手に対する心遣いに繋がるのです。
単純作業こそ仕組化する
新入社員は単調な仕事を依頼される場合が多いと考えられます。
例えば、数字をエクセルに打ち込む・データを収集する・簡単な依頼事項をメールするなどです。
こうした作業は「大したことなくつまらないもの」というイメージをどうしても持ってしまうと思います。
ただ、せっかく仕事をしてるのだからせめて有意義且つ効率化を目指して工夫を図ってみることも大切だと考えられます。
例えばデータの数値の入力作業を任されたとして、それが単調で退屈であったとしても数値の変動や規則性などを意識しながら作業をすると面白味を感じるかもしれません。
また、単調な作業時間を削減すべく作業の効率化のパターンを考え出すのも面白いかもしれません。
とにもかくにも、常に自分事として工夫を凝らし、提案し、実行し続けることで貴方に対する目も確実に良い方へ変えていくことができます。
仕事は復習が全て
仕事では、必ずメモをするようにしましょう。更に、仕事終わりのあとは、メモを見返し新たな気づきがあれば書き加えるようにしましょう。
これは勉強と同じで、学んだことや覚えたことを自分のスキルとして定着させるために行うものです。
上記の内容は本に書いてありますが、私自身も毎日行っていることでもあります。
私は忘れっぽい性格を自覚しているので、仕事で気づいたことが有ったらこそっとPCのメモ機能を使って、分かったことや覚えたことを雑でいいので書き留めています。
そして、後から文章を整理して書き直すようにしています。こうすることで、経験のストックを増やすことができ、自分の成長を確認できる安心材料にもなります。
朝の挨拶はハキハキと
「挨拶をちゃんとしましょう」、なんていうセリフは、皆さんが小学生だった時にも同じことを言われたかと思います。
ただ、これは大人になった今も大切なことです。
チームのみんなに聞こえるくらいハキハキとあいさつすることは、自分の存在感をキチンと示すと共に仲間意識を生み出す上でも1つの要素であると私は考えています。
特に新入社員であるならば、顔と名前を憶えてもらうことができる「自己紹介」と同じなのでなおさら重要です。
私自身は声は大きくなく積極的に話すタイプでもありませんが、挨拶だけは、皆に聞こえるように言うよう心がけています。
自分の挨拶に返事を返してもらったときはやっぱり嬉しい気持ちになるので気分が良くなります。
社会人の勉強はアウトプットがゴール
ビジネス書を読むだけでは「社会人」としての自分の成長には活かすことができません。
学生時代の勉強であれば本の内容を暗記するだけで済みますが、社会人の勉強は正解が無く人それぞれで状況は異なります。
では、どうすれば良いかというと、「自分の仕事と結びつけて考える」ことが良いと思います。
本を読んでから、”So What”(自分だったらどうする?)を意識し、アウトプットとしながら読むと学びになるかと思います。
私の場合を紹介します。現在、集中力UPという本を読んでいるのですが、どのようにして集中力UPが図れる取り組みができるかを明日のスケジュールや業務とにらめっこしながら考えるようにしています。
そうすることで、本の内容をダイレクトに活かすことができるのです。
ミスをしたら、再発防止の為に動く
ミスをして叱責されたとします。しかし、それは貴方の人間性を否定してるのでなく、貴方の事を思っていってくれているということを覚えておいてほしいです。
仕事上のある行動がまちがっているということを教えてくれているだけなのです。
当然、叱られたときにそのように思える人は中々いませんが、実際の本質としてはそうなのだと私は思っています。
叱られた際には、内容をしっかり受け止め、次は無いようにするためにどうすべきかを考えてみることが建設的な前の向き方だと思います。
前の項目で書いた、「仕事の復習の為にメモを取る」でもいいですし、PCにメモを張り付けるでもいいです。
そもそも、組織で動く中でミスをするのは仕方ありません。ミスの原因はすべて個人にあるわけでもなく、仕組み自体に問題があるとも言えるからです。
なので、ミスをしても落ち込み過ぎる必要は無いと思います。
まとめ
今回は、「入社1年目の教科書」で、配属されたばかりの私も共感できたポイントをメインでピックアップしたので、実用性がある考え方を紹介できたかと思います。
ただ、本で紹介されているポイントはほかにもたくさんあります。
今後、続きとして他の見るべきポイントをまとめた記事を作りますので、楽しみにしてください。
では、さようなら。
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